多可桧について

工程

1.伐採

昔から天然の桧が生育し、育つ環境として恵まれた土地、兵庫県多可町。江戸時代より桧の造林が行われてきた事でも有名です。
木苗から成熟した桧へと成長させるために、下草の処理、下刈り、そして枝打ち、除伐、間伐を長期にわたり丁寧行われます。

2.製材

伐採された木材は自社の製材場に運ばれます。
伐採した木材に製材加工を施すことで、建材として使える状態になります。
木の性質をよく判断して、その木材に最も適した“角材”を得るため “木取り”を行います。

3.乾燥

伐採後の丸太の状態で2週間、20~30℃の環境で超低温乾燥を 施すことで、含水率を約18パーセントにまで落とします。
次に製材をかけたあと、再度、乾燥庫に戻し、18パーセント以下の指定の含水率に合わせていきます。
全体で超低温乾燥に4週間を要します。

4.仕上げ

乾燥を終えた木材は専用機で表面に鉋(かんな)処理を施す「超仕上げ」を行います。これにより木肌に光沢が生まれ、化粧面として魅せる桧に仕上がります。
その後木材の品質のチェックを行いさらに目視選別を経て製品として出荷されます。

多可町産桧を有効活用するために必要な「製材」と「乾燥」

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